運営者プロフィール

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はじめまして

ぶんさん
ぶんさん

はじめまして。『HSPカフェ』運営者のひとしです。

僕は内面の細やかさや人の感情に敏感な性格――いわゆるHSP(Highly Sensitive Person)として生きています。

日々の小さな出来事にも心が大きく揺さぶられる一方で、そのおかげで人の気持ちに寄り添える力も育んできました。

これまで、いろんな挑戦や転機を経験しながら、自分自身と真剣に向き合い、「どうすればもっと自分らしく生きられるだろう?」と模索してきました。

今も、成長を続けながら日々を大切に過ごしています。

自責:不安な日々

新卒で自動車ディーラーに入社し、営業マンとして働いていた頃、僕はお客様と真摯に向き合い、日々飛び込み営業をしていました。

ぶんさん
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営業先のお客様に対しても、営業所の同僚や上司に対しても、僕はとにかく相手の視線と声色に敏感でした。

会話の途中でほんの一瞬目線を逸らされたり、声色が沈んだように感じてしまうと、「もしかして自分の伝え方に問題があるのかな」と不安になり、ときに強く自分を責め、その日はもちろん数日の間、気持ちがざわざわとしていました。

その後、20代から30代後半にかけて、いくつかの職場を転々としてきました。

とあるオフィスでは、朝からみんなが和気あいあいと談笑しながら出社し、活気ある雰囲気の中で仕事が始まります。ある朝、重要な資料の作成に没頭していた僕は、隣の席から急に大きな笑い声と賑やかな会話が部屋中に響き渡った瞬間、頭の中が真っ白になる感覚に陥りました。

そのような、周囲の人達の言動や環境に流されていると感じ、やはり深く自分を責める気持ちにとらわれる日々を過ごしていました。

転機:『繊細さんの本』との出会い

2018年、武田友紀さんの『繊細さんの本』に出会い、自分は『HSP』という気質を持っていることを知りました。

そして、これまでは自分の感じやすさを弱点と捉えていたのですが、この本をきっかけに絶えず自己批判していた考え方を大きく変えることができたんです。

ぶんさん
ぶんさん

僕の内面の繊細さが、実は独自の視点や深い共感力として生かせる大切な個性だと教えてくれたんです。

読み進めるうちに、「こんな自分でも良いんだ」と自然と自分を受け入れられるようになり、この変化が僕が自分らしく輝くための大きな原動力になりました。

心がしっくりする場所:パソコンスクールの講師として

自己受容が進む中、マンツーマン形式のパソコンスクールで講師として働く機会に恵まれました。

ここでは、目の前の生徒さんにじっくり向き合い、周囲の雑音や他の同僚の視線を気にすることなく、純粋に指導に集中できる環境が整っていました。

例えば、ある日の授業中、60代の男性生徒は、メールの設定に不安を感じ、画面上の小さなエラーに戸惑って手が震えるほど緊張していました。

ぶんさん
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かつて僕も、些細なミスに過剰に反応していた経験があったので、彼の気持ちがとてもよく分かりました。

「大丈夫、一緒にゆっくり進めていきましょう」と声をかけ、彼のペースに合わせながら一つ一つ確認していきました。

授業の終わりに「先生のおかげで自分にもできるという自信が持てました」と感謝されたとき、僕は自分の感じやすさが誰かの支えになるんだと、心から実感しました。

現在の歩み:自分に合った働き方を見つけた

パソコンスクールでの講師経験を通じ、もっと自分に合った働き方を求めるようになりました。

転職活動では、細やかな感覚を活かせる業務と、オフィスの人数があまり多くなく落ち着いた環境で働けることを重視しました。

さらに、僕のパソコンスキルも大いに役立てることができる仕事を希望しました。

ぶんさん
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転職エージェントに相談し、自分の強みと理想の職場環境についてじっくり見直した結果、正確さや丁寧な気配りが求められる通信会社での事務職に巡り合いました。

この職場では、オフィス勤務とリモートワークが組み合わされ、僕は自分のペースで集中して業務に取り組むことができています。

もちろん、同僚たちには自分の内面の繊細さについては話していませんが、自己受容を深めたおかげで、以前のように自分を過度に責めることなく、丁寧なコミュニケーションを心がけるようになりました。

静かで落ち着いた環境の中で、必要なときには柔軟に対応できる働き方は、僕にとって理想的な「働きやすさ」を感じさせてくれています。

なぜ『HSPカフェ〜繊細な人の羽休め〜』の運営を始めたのか

ぶんさん
ぶんさん

ある日、自分自身を振り返っていると、「同じように感じやすく、心が疲れてしまう人たちが、安心して実体験を共有し、共感できる場があればいいのでは?」という思いが芽生えました。

営業職での厳しい現場での経験や、講師として得た温かい体験、そして『繊細さんの本』を通じた自己受容の変化が、僕に内面の繊細さを活かすヒントをくれました。

さらに、『カフェ』という名称には、かつて台湾茶のお店でアルバイトをしていた時の、落ち着いた雰囲気と温かい接客の記憶が深く刻まれています。

台湾茶が大好きな僕にとって、同じ台湾茶を愛するお客さんとの交流は、何よりも楽しく、心からリラックスできるひとときでした。

そんな思いを胸に、同じような感性を持つ人たちに向けて、心の癒しや共感、そして実体験を共有する場として『HSPカフェ〜繊細な人の羽休め〜』というブログを立ち上げる決意をしました。

どうぞ、よろしくお願いします。

ぶんさん
ぶんさん
HSPである自分が大好き
Profile
〜この記事を書いた人〜

HSP(Highly Sensitive Person)として、ちょっぴり敏感な心を持っています。営業やパソコンスクールの先生を経験し、さまざまな働き方をしてきました。そんな中で、武田友紀さんの『繊細さんの本』に出会い、自分らしさを受け入れるきっかけをもらいました。

今は通信会社で事務の仕事をしながら、穏やかに過ごしています。自分と同じように繊細さに向き合う人の心が少しでも軽くなればと思い、このブログを始めました。

パソコンスクールの先生をしていたとき、「できた!」と喜ぶ生徒さんの姿に、人に伝える楽しさを感じました。以前自身でも働いていた台湾茶カフェで味わった心地よい空間のように、このブログも誰かの安心につながれば嬉しいです。
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